サービスの作成
eSuite HQで新規サービスを定義および管理することができます。
新規サービスを作成するには、[サービス]のポップアップ画面で[新規サービスの作成]リンクを選択するか、[サービス検索]ウィンドウで[新規サービス]を選択します。
新規サービスの作成機能によって、新しいサービスの説明を設定したり、サービスが属する既存または新規「サービスグループ」を指定することができます。また作成時にはサービスがアクティブか非アクティブかの設定を行うことも可能です。
作成できるサービスには2つのタイプがあります。「継続課金」と「分割払い」です。
継続課金サービスの作成
継続課金サービスは、一定期間毎にユーザーの支払手続きを行うサブスクリプションです。顧客が定期的かつ継続的に料金を支払うことで、コンテンツにアクセス可能となるサービスです。継続課金サービスには様々な設定オプションが提供されています。
価格モデル: サービスの料金設定方法を指定します。「固定価格」は、サービスの価格を「サービス価格識別子」としてeSuite HQに保存します。この設定は[価格]タブで行うことができます。「動的価格設定」では、お客様のシステムへのAPI呼び出しを介して、ダイナミックにお客様の基準に沿ったサービス価格を提供します。
猶予期間: ユーザーのサブスクリプションが失効した後で、コンテンツへのアクセスを継続でき、有料顧客として保持されるために再度サブスクライブするように招待することができる期間です。
ロックイン期間: ユーザーあるいはeSuite HQ管理者がサブスクリプションをキャンセルできない期間です。
ロックイン先延ばし日数: ユーザーがロックインされるまでの期間です。サブスクリプション購入後の「クーリングオフ」期間です。
売り出し価格使用可能: [価格]タブで指定される売り出し価格を使用するかどうかの設定を行います。売り出し価格は通常価格とは別の価格です。サービスの最初の支払額を多く請求する設定にすることが可能です。最初の支払いで、ハードウェア、手数料、または追加の特典等をカバーするような場合に便利です。
使用可能な支払い方法: サービスの支払タイプ を設定します。初期設定はクレジットカードです。その他使用できる支払タイプは、お客様の実装形態によって異なります。
頻繁に利用されるオプション:
- クレジットカード
- キャリア決済(docomo、au、softbank)
- Paypal
- 自動引き落とし
- iTunes
- Roku
- Alipay
- オフライン取引(第三者支払、現金、小切手)
- サービスクレジット
契約期間: 次の支払い処理が行われるまでユーザーがコンテンツにアクセスできる期間です。ユーザーが一度に支払を行い、購読がキャンセルされるまでアクセスを許可する「一括払い」のオプションに設定することもできます。(1年契約の場合、契約期間を「1年」に設定すると、請求は一回となります。料金を毎月請求したい場合は、契約期間を「毎月」に設定してください。)
自動更新: 継続的な支払い方法を設定します。
- 永久が初期設定です。この設定では、「支払処理を行い、次のサービス期間が提供される」というサイクルを、キャンセルされるまで無期限に実行します。
- 終了までの更新回数では、特定の更新回数を指定することができます。指定された更新回数に達すると、サブスクリプションが終了します。
- 終了日指定では、サービスの有効期間を日付と時間で指定することができます。ユーザーの契約開始日にかかわらず、サービスは指定された日に終了します。サービス終了日がユーザーの次の更新日以前となる場合には、最後の支払額は日割りで計算されます。つまりこの場合、サブスクリプション期間が通常より短くなるので、ユーザーにはアクセスできる期間に応じた分の額を請求することになります。
アップグレード / ダウングレード可能: 多様なサービスについて、顧客がセルフサービスのページでアップグレードあるいはダウングレードのオプションを利用できるようにするかどうかを設定します。
ライセンスのレベル: 同じサブスクリプションにアクセスできるアカウントグループ内のユーザー数を指定するアカウントグループの設定です。初期設定は1つのサブスクリプションに対してユーザー1人です。
予備ユーザー許容数: 「トライアルユーザー」として上記のライセンスのレベルを超えて追加できる購読者数です。トライアルユーザーはお試し期間中のユーザーであり、サブスクリプションの請求は行われません。ライセンス契約が行われない限り、トライアルユーザーのアクセス権は次回の更新日に失効します。
サービス更新ハンドラー: 「サービス更新ハンドラー」のURLです。サブスクリプションの更新、キャンセル、その他の変更処理が行われた場合、eSuiteは「HTTP GETリクエスト」の形でお客様のサーバー上の「サービス更新ハンドラー」に更新内容を通知します。
リトライルール案: サービスに関する処理のリトライについてのルールです。初期設定では、自動更新の支払処理が失敗した場合、12時間後に再試行します。[サービス]タブの上部の[リトライルール]オプションを使用して、新規ルールを作成したり、カスタマイズすることも可能です。
価格更新ハンドラー: 動的料金設定の定期循環払いサービスをご利用の場合は、自動再計算時にお客様のシステムへのAPI呼び出しを行い、請求なさりたい料金を確認させて頂くことも可能です。このボックスで、API呼び出し用のURLエンドポイントを設定します。
ユーザーへアクセス権限の追加: ユーザーのアクセス権限が継続するかを設定します。継続すると設定された場合、サービスに対して行われた変更は、既存の顧客のアクセス権限は、ユーザーの次の更新まで反映されません。即時にアクセス権限の追加と削除を有効にするには、「アクセス権限をユーザーに追加」オプションを「無効」に設定します。
分割払いサービスの作成
分割払いサービスは、請求が時間的に分散された支払処理を指します。例えば、一年間のサブスクリプションは、毎月あるいは四半期毎の支払いに分割することが可能です。
価格設定のタイプ:
- 前もってeSuite HQで設定を行います。これは「固定」支払いスケジュールです。
- 総額、スケジュールの長さ、支払頻度に基づいて、お客様のeSuiteのアカウント管理チームによって計算される額が適用されます。これが「動的」支払いスケジュールとなります。
- eSuiteに支払日と金額の定義が受け渡されます。これが「不定期」支払いスケジュールとなります。
さらに詳しくは、支払いスケジュールページをご覧ください。

支払スケジュールの設定は、定期支払と同様の方法で行います。スケジュールの長さと支払い頻度が主な違いとなります。
スケジュールの長さ: サブスクリプション期間の総計です。定期循環払いとは異なり、このサービスの支払いは期間全体に渡ります。
使用可能な支払い頻度: 支払期間には多様なオプションを提供しています。複数提供されるオプションから、顧客が自分に適した支払頻度を選択することができます。
試用期間
サービスは、一定の期間、割引額で延長することができます。この期間を「試用期間」と呼びます。試用期間の設定を有効にすると、指定した期間、指定されたパーセンテージで割引された額がユーザーに請求されます。長さは、サービス自体の契約期間と同じ方法で設定します。設定した期間の間、割引率が適用されます。
支払い無しの試用の許可: サービスの試用に、ユーザーの支払い詳細が必要かどうかを設定します。これを[許可する]と設定すると、顧客はサブスクリプション購入の際に支払い詳細を入力する必要はありません。顧客がこの期間中にアカウント管理ページで支払詳細を提供する場合にのみ、有料サブスクリプションに更新されます。既定のSDKでは、支払いページでのクレジットカード詳細が入力必須であるため、このサブスクリプションが利用できるようにするには、特殊なユーザーナビゲーションを実装する必要があります。
サブスクリプションの休眠設定
サブスクリプション期間中、ユーザーは「サブスクリプション休眠」の追加を選択することができます。サブスクリプション休眠は、サブスクリプションの指定された期間にわたる一時停止です。サブスクリプション休眠中、自動更新処理は行われません。サブスクリプションの有効期限を休眠期間分延長するオプション、およびこの期間中に削除されるサブスクリプションを選択するオプションも提供されています。

適用前の購読期間の指定: ユーザーが休眠オプションを有効にしたサブスクリプションを購読すると、指定されたサブスクリプション期間が経過した後、休眠のオプションを利用することができます。例えば、月間購読の場合、ユーザーが休眠オプションを追加できるようになるまで、3か月の購読が必要となります。
休眠許容期間: ユーザーが休眠オプションを利用できる期間です。
許容期間内の最大休眠日数: 顧客が許容期間内に休眠期間として利用できる日数です(例えば、ユーザーは365日以内に30日間の休眠日数を利用することができます)。
最短休眠期間: ユーザーが一度に取ることができる休眠期間の最短日数です。
最高休眠期間: ユーザーが一度に取ることができる休眠期間の最長日数です。
休眠開始の通知期間: 顧客がサブスクリプションの休眠を追加してからサブスクリプションの休眠が実際に開始されるまでの間に必要な期間です。
休眠キャンセルの通知期間: 顧客がサブスクリプションの休眠を削除してからサブスクリプションの休眠が実際に開始されるまで間に必要な期間です。
サブスクリプション期限の延長: 有効にすると、ユーザーのサブスクリプションの有効期限は、サブスクリプションの休眠期間分だけ延長されます(例えば、5日間のサブスクリプション休眠を取ったユーザーのサブスクリプション期限は5日延長されます)。
アクセス権限の消滅: 有効にすると、選択したアクセス権限は、顧客の休眠中は無効となります。
休眠期間が終了すると、アクセス権限は再び追加されます。
価格の設定
固定価格が使用されている場合、[サービス管理]画面の[価格設定]タブを使用して、サービスに対して価格を設定することができます。顧客のアカウントで使用できる通貨毎に、価格を設定することができます(APIでは「ServicePriceId」として定義されています)。
売り出し価格: 最初の支払い額です。 「更新額」よりも高くあるいは低く設定することが可能です。更新額は、以降の支払い毎に顧客に請求される金額です。
金額を総額で表示: 税が価格に含まれるのか、それとも追加する必要があるのかを設定します。
アクティブ: 価格が使用できるかどうかを設定します。
価格ID: 指定された通貨、役割に対する価格設定の一意のコードを指します。
サービスの複製
類似のサービスを複数作成する際、既存のサービスを複製することができます。
このボックスを選択すると、[サービスの複製]メニューが開きます。既存のデータを変更する過程を経て、新規サービスを定義することができます。