3D セキュア
このページでは、バージョン1と2の両方のワークフローをeSuite REST APIの範囲内で3Dセキュアがどのようにサポートされているかを詳しく説明します。
概要
3Dセキュアのバージョン1は2001年にVisaによって最初にロンチされ、その後、MastercardやAmexなどのによって導入されました。これは、カード所有者を認証することで不正行為からの保護を追加し、クライアントのライアビリティシフトを導入することを目的としています。 v1プロトコルは広く利用可能ですが、主にユーザーエクスペリエンスと関連するワークフローのため、クライアントによって導入されました。カード所有者は銀行で3Dセキュアプログラムに登録するように要求されます、そして各トランザクションごとにパスワードなどの入力を求められます。3D Secure v1プロセスは、モバイルアプリとブラウジングの使用が一般的になるにつれて、3DSecureに関連するインターフェイスとメソッドは、これらのシナリオはうまく処理出来ておりません、代わりにデスクトップブラウジングに適しています。
2019年に3Dセキュアバージョン2が導入され、欧州地域内でのカスタマー認証強化(SCA)の必要性、および該当するPSD2規制のプロモーションを受けました。 3D セキュア v2は、最新のデータキャプチャと分析を利用して意思決定プロセスを改善し、バイオメトリクスやワンタイムパスコード(OTP)などの新しい認証方法を導入して、カード所有者の認証に対する最新のアプローチを提供します。 3Dセキュアv2のもう1つの大きな変化は、この標準が最初に単一のスキームで導入されたのではなく、ビザ、マスターカード、アメリカンエクスプレス、ディスカバー、JCBやユニオンペイなどの主要なスキームの組み合わせを含むEMVCoによって合意されたことです。
これにより、決済プロセスの各部分(ゲートウェイ、アクワイアラ、発行者など)によるトランザクションの処理方法に関する厳格なルールを使用して、より統一されたアプローチが実現しました。モバイルアプリとブラウザーを最適化することを目的として、これによりユーザーへのフリクションを軽減し、発行者がカード所有者のシナリオに適用するUXも標準化されました。
3D セキュア バージョン1
3Dセキュア バージョン1は、Visa、Mastercard、およびAmerican Expressスキームカードのトランザクションをサポートしています。
現在、3D セキュア v1は次のeSuite REST API内でサポートされています。
- POST api/accounts/{accountReference}/subscriptions
- POST api/accounts/{accountReference}/payments
- POST api/workflows/purchases/subscriptions
- POST api/workflows/purchases/products
- POST api/workflows/purchases/miscellaneous-charge
- POST api/workflows/purchases/service-credits
現在、3D セキュア v1を以下のeSuite REST APIに導入して、2019年9月に予定されているSCA要件に対応するための作業が進行中です、申し訳ございませんが現在テストできません。これらのエンドポイントは、3Dセキュアの現在のユースケースを、購入シナリオだけでなく、カードの更新やサブスクリプションのアップグレードなどの他の顧客開始トランザクション(CIT)シナリオにも拡張します。
- POST api/accounts/{accountReference}/payment-details/card
- POST api/accounts/{accountReference}/subscriptions/{subscriptionReference}/move
ワークフロー
eSuite内のアフィリエイトIDで3D セキュア v1が有効でアクワイアラ MIDが3D セキュアトランザクションが対応後、このカード所有者認証のワークフローのインテグレーションとテストに関わる作業が開始可能です。
- TermUrlが構成されていることを確認してください。これは、3D セキュアv1ワークフロー中にイベントの通知を送信するためにeSuiteによって使用される固定URLです。
- 標準の購入タイプのコールをご利用ください。 例 POST api/workflows/purchases/products
- eSuiteは、非同期プロセスパラメータ内の必要な情報にレスポンスし、ワークフローを続行します(以下を参照)。
- iFrame内では、クライアントはthreeDSecureAcsUrl、threeDSecureMD、threeDSecurePaReqの値をPostする必要があります。
- このiFrameは、ACSのイシュアに 3Dセキュアページをカード所有者に提示し、必要に応じて"challenge"を完了するよう依頼します。
- エンドユーザーによって"challenge"を完了後、ACSのイシュアはポスト内のMDおよびPaRes値を含むiFrameをTermUrlにリダイレクトします。
- クライアントは、iFrame内のTermUrlへのポストバックをイベントとして検出し、MDおよびPaRes値をキャプチャしてiFrameを閉じます。
- クライアントは、MD値とPaRes値を渡すPATCHをコールし処理を完了する必要があります。
- eSuiteは、PATCHをコールしトランザクションの成功結果でレスポンスします。
以下に、3D セキュアv1のワークフローに含まれるステップのプロセス図を例に示します。
3D セキュア V1 トランザクションに成功したワークフロー
このシナリオは、上記のマルチステップワークフローに従っており、完全なエンドツーエンドの3Dセキュアワークフローを示しています。
3D セキュア V1 トランザクションに失敗したワークフロー
このシナリオでは、ユーザーによるACSのイシュアが 3D Secureページ内のchallengeの完了に失敗する場合を示しています。トランザクションはカード会員の認証に失敗した為、トランザクションが拒否されたとしてeSuiteから返されます。
発行者が3D Secure v1をサポートしていない場合のワークフロー
このシナリオでは、3D セキュア v1をサポートしないという初期要求がイシュアから返されます。したがって、threeDSecureAcsUrl、threeDSecureMDおよびthreeDSecurePaReqの値はeSuiteのレスポンスで返されず、ワークフローは標準認証(つまり3Dセキュアが適用されていない場合)になります。
3D セキュア バージョン 2
3Dセキュアバージョン2は現在開発中であり、完成すると最終仕様が利用可能になります。当面の間は、3D セキュア 2.0 – キーの更新ページを確認することにより、このサービスのベータ仕様が開発されるにつれて、仕様の利用が可能になります。
3D セキュアv2は、Visa、Mastercard、American Express、Discover、JCB、およびUnionPayのスキームカードトランザクションを対応しています。